About

「本屋をつくろう」と思い立ちました。昨年の夏くらいからです。

きっかけは、ある地方都市で1人で本屋を始めた女性の本を読んだことです。彼女は小さな本屋とカフェを1人で切り盛りし、そのかたわらで『アルテリ』という雑誌を作り続けています。私よりずいぶん若い人です。昨秋に私はこの店を訪れました。佇まいのある人、雰囲気のある店でした。

私は今60歳です。広島県福山市で30年以上働いてきました。しかし本屋で働いた経験はありません。そんな人間がここ福山市で本屋をつくろうというのです。こういうのを「タワケ者」というのでしょう。自分では「やむにやまれず」という気持ちなのですが、それでもカツカツにでも食っていけなければなりません。

と、このようなあまりにも無知・無謀な私に対し、いま参加している「これからの本屋講座」を主宰している内沼晋太郎さんから「ツイッターなどのSNSを立ち上げ、本屋開業までのプロセスを公開して、まわりの人からさまざまにアドバイスをしてもらって進めていく方がいい」という助言を受けました。そこで、このブログをつくることにしました。

まだ、店舗物件も本の仕入れ先も決まっていない状況です(日々探したり、検討はしています)。店の広さは15坪くらい、人文書(文学・歴史・ノンフィクション等)や生活の本(体の教養・医・食・住等)、そして小さな出版社の本や少しの古書を柱にした、大型書店のミニチュアではない本屋を考えています。できる範囲でミニコンサートや大人のBUKATSUDOUなど、楽しいこともしてみたい。

できたら1年以内の開業を目指し、その進行具合を、ぶつかっている壁を含めてここに書いていこうと思います。店舗物件や内装のこと、本の仕入れや書店実務のヒントなどの話がありましたら、どんどんお聞かせください。とりわけ本屋で働いたことのある方の助言は最も大切にしたい所です。

ツイッターでは日々の準備状況を、そしてブログでは少し長い記事や、とりあえずの妄想書店に品ぞろえしてある本の紹介などをしていきます。そして、やがて開店の日を迎えることができましたなら、このブログは、そのまだ見ぬ本屋のホームページとして、次なる展開を迎えることになりそうです。みなさんからいろんなアドバイスをいただければ、ほんとうに幸いです。どうか、この小さな妄想書店をよろしく。